JAPAN DESIGN COMMITTEE

メンバー

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深澤直人

原研哉

平野敬子

伊藤隆道

柏木博

川上元美

喜多俊之

北川原温

小泉誠

隈研吾

黒川雅之

松本哲夫

松永真

面出薫

三谷龍二

永井一史

永井一正

内藤廣

新見隆

佐藤卓

柴田文江

須藤玲子

鈴木康広

田川欣哉

田中俊行

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山中俊治

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山中俊治 Shunji Yamanaka
デザイナー

プロフィール

1957年愛媛県生まれ。東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。Infiniti Q45のエクステリアデザインに従事。1987年よりフリーのデザイナーとして独立し、コンパクトカメラO-PRODUCT、エクリュ(いずれもオリンパス)をはじめ、腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製品をデザインする一方、1991年より94年まで東京大学助教授を勤める。1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。デザイナーであると同時に技術者として、ヒューマノイド・ロボットや両手親指キーボードを独自開発。ウィルコムW-SIMコアモジュールやNTTドコモの「おさいふ携帯」などの基礎技術の発展にも寄与している。Suica自動改札機の開発では、実験に基づいて認識率を飛躍的に向上させ、実用化のキーパーソンとなった。ドイツIF Good Design Awardやグッドデザイン賞受賞多数。2004には毎日デザイン賞を受賞し、2006年には日本グッドデザイン賞において金賞とエコロジーデザイン賞を同時受賞。

デザインに対する想い

膨大な技術と文化の蓄積をベースに、巨大な資本と資源が投入されてなされる近代のものづくり、人類の生産活動には、重い責任がのしかかっている。数億年にわたって生物が蓄積した炭素を掘り尽くし燃やしてしまった責任、環境を改変することなくしては食糧すらも確保できないほど人口をふくらませてきた責任、それでもなおその膨大な人間全てを幸福にしたいという傲慢な願望。本来は恒星の独占物であり、地球上の生態系は決して利用しようとしなかった核エネルギーさえも使って、私たち人類はどこへ行こうとしているのだろう。
この重圧に答えられるもの、いや答えられないかもしれないが、わずかに希望を感じさせるもの、それが、人の美意識なのではないかと思う。美は、ひ弱な個人の中にしか存在しない淡い感覚であるが、傲慢な人類が心の片隅に育んできた、自然に対する畏敬であり、真理に対する渇望であり、幸福への規範である。それ故に今日、デザインは、全てのものづくりの原点となり、私たち人類の心のよりどころなのである。

左から:
1989|Infiniti Q45
1997|KITE
2005|Morph 2
2001|Cyclops
左から:
1990|Ecru
1988|O-product
2000|Tagtype
2005|W-SIM
2006|Daikon Grater
2007|Halluc II
2007|OVO