柴田文江

柴田文江Fumie Shibata

プロダクトデザイナー

プロフィール

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経てDesign Studio S設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』。

デザインに対する想い

天体の万有引力によって宇宙機の方向を転換したり、加速/減速する技術をスイングバイ(swing-by)と言うそうだ。天体の近くを通ることでその公転運動を利用して、宇宙探査機を惑星や太陽系外へ送り出すためによく使われる。
デザイナーひとりの力は限られているけれど、企業の開発力、職人の技術力にスイングバイすることでデザイン系の外にまでデザインを届けたい。
デザインは人が人らしくある為の知恵であるから、人の営みの全てにデザインが関われるように尽くそうとおもう。

代表作品

  • 2019|AWA BROKIS

  • 2019|vertebra03 ITOKI
    Photo: Norio Kidera

  • 2006|unitea KINTO

  • 2019|SACCO vase KINTO

  • 2009-|Capsule hotel 9h 9h ninehours
    Photo: nacasa

  • 2004|'ZUTTO' IH Rice cooker ZOJIRUSHI
    Photo: Koji Miura

  • 2003|'baby label' Baby's bath Combi
    Photo: Koji Miura

  • 2003|体にフィットするソファ MUJI
    Photo: Koji Miura

  • 2017|体重計 MUJI
    Photo: Takumi Ota

  • 2013|Digital thermometer Omron
    Photo: Koji Miura

  • 2012|Kitchen knives Tadafusa
    Photo: Takumi Ota