田中俊行

田中俊行Toshiyuki Tanaka

空間デザイナー

プロフィール

東京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。(株)乃村工藝社アートディレクター職を経て退社。1983年(株)空環計画研究所設立。主な仕事として、野外民族博物館リトルワールド・展示デザイン/EXPO'85政府出展歴史館・アートディレクター/江戸東京博物館・展示基本計画/群馬県岩宿博物館・建築、ランドスケープ及び展示空間デザイン/神奈川県大磯町郷土資料館/新宿パークタワーリビングデザインセンターOZONE・基本空間デザイン/トヨタ自動車博物館本館及び新館・展示空間デザイン/電通アドミュージア東京・展示デザイン/west53rd日本閣・建築及び空間デザイン/三菱1号館美術館竣工記念展・アートディレクター等。
日本の空間デザイン最優秀賞/朝日新聞社賞/通商産業大臣賞/マルチメディアグランプリ最優秀賞/商環境設計家協会デザイン大賞など受賞。
-2006年 武蔵野美術大学、東京芸術大学で非常勤講師。現在、東京都江戸東京博物館運営委員会委員。公社)映像文化製作者連盟最終審査委員。2012年より現在、日本空間デザイン協会顧問。

デザインに対する想い

空間デザインは、「もの」と「こと」と「人」の関係性を、いかに「場」へと構築していくか。いかに「心象 」へと構想していくか。
...の行為ではないかと考える。
その思考と発想の作法は、「文化の体系」を「場」へと翻案し、五感を覚醒させて「共感の文脈」へと促す、デザインアーキテクトである。そのなかで、「人間とは、、、文化とは、、、」の問いから、未来にも思いをはせるようにイマジネーションをかきたてられる "空環" をめざしている。
ユニバーサルデザインやエコはもとより、デザインの社会貢献性が問われている。「気遣い」や「もてなし」、自然や時間の移ろいに共生し融合することによって、技術を育て文化を磨いてきた美意識にこそ、未来の記憶が顕在しているのである。--'空環'とは、空気の環。人の環。地球の環。

代表作品

  • 1992|みどり市岩宿博物館/建築

  • 1992|みどり市岩宿博物館/外観

  • 1992|みどり市岩宿博物館/展示

  • 1983|野外民族博物館リトルワールド(価値)

  • 1983|野外民族博物館リトルワールド(技術)

  • 1985|EXPO85 政府出展歴史館

  • 1998|世界遺産ポスター展

  • 1994|リビングデザインセンターOZONE

  • 1999|トヨタ博物館 新館

  • 1989|トヨタ博物館 本館