隈研吾

隈研吾Kengo Kuma

建築家

photo: Designhouse

プロフィール

1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ建築 接地性』(エクスナレッジ)、『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

デザインに対する想い

「日本の建築」という本を書いて、日本は何かということを、考えはじめた。環境や与条件に負ける、受動性のデザインとはいつでも、実際には「負けた」形で、デザインは固定されるわけで、環境や与条件が将来変わったら、この固定されたものは、かえって環境を圧倒し、「勝って」しまうかもしれない。環境に対して、呼吸するようにしなやかに反応するデザインはできないだろうか。その時そのしなやかさの程度が一番の問題である。

代表作品

  • 2006|ちょっ蔵広場

  • 2002|Great(Bamboo)Wall

  • 根津美術館

  • 2000|馬頭町広重美術館

  • 2024|サン・ドニ・プレイエル駅

  • 2007|サントリー美術館

  • グラナダ・パフォーミング・アーツ・センター

  • 2007|ブザンソン文化芸術センター|Photo: Stefan Girard

  • 2000|石の美術館

  • マルセイユ現代芸術センター

  • 梼原 木橋ミュージアム

  • V&A at Dundee