ここにしかない。買うかどうかの即断が必須。価値と判断がせめぎ合う魅惑の六日市が松屋銀座に再来します。きれいに足並みを揃える製品よりも、個人の眼で選ばれた珍品・逸品の数々にときめきたい。世間の定評よりも、選者の見立てを楽しみたい。価値を自分に問いかけ、戸惑いと逡巡に向き合う興奮は「銀座目利き百貨街」ならではの醍醐味。買い物のできるデザイン展は一層進化し、買いやすく、鑑賞しやすくなりました。
今回も参加者は五十名。約半数の日本デザインコミッティーメンバーがゲストをお招きし、屋号も楽しく五十の店主と店舗で展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、個性的な仕事をしている参加者ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を吟味し持ちよる仕組みに由来する言葉です。写真家、デザイナー、建築家、キュレーター、落語家、シナリオライターから大学教授、さらにはホテルの経営者まで、普段から眼を利かせて働いている人々を多種多様に動員して開催します。価値観と美意識がせめぎ合う、あやしの商店街と化す、松屋銀座をぜひお楽しみください。
日本デザインコミッティー
前回の展覧会の様子
会期 | 2014年9月25日(木)〜9月30日(火) 午前10時〜午後8時 初日25日(木)は午後7時閉場、最終日午後5時閉場(入場は閉場の30分前まで) |
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会場 | 松屋銀座8階イベントスクエア |
主催 | 日本デザインコミッティー |
協力 | 株式会社サンエムカラー |
世話人 | 原研哉 小泉誠 佐藤卓 |
企画・編集 | 原研哉 |
会場構成 | 小泉誠 |
グラフィック | 佐藤卓 |
入場料 | 一般800円 / 高大生600円 / 中学生以下無料 |