この度、日本デザインコミッティーでは、第744回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「菅原工芸硝子×日本デザインコミッティー 10人のガラス展」を開催いたします。
菅原工芸硝子は、昭和7年創業のガラスメーカーとして、さまざまなガラス製品を生産し続け、今日に至っている企業ですが、古くからデザインに着眼し、多数のデザイナーの起用を行い商品に反映させてきました。今回計画された、日本デザインコミッティーとの共同プロジェクトもその流れに沿うものです。10人のコミッティーメンバーが提案するデザインは、さまざまな用途を持つものですが、どれも私たちの生活の中で実用として役立つものばかりです。菅原工芸硝子と日本デザインコミッティーの共同プロジェクトにご注目いただきたく、開催内容をご案内いたします。
展覧会担当:柴田文江からのメッセージ
熱く、柔らかく、硬く、透明。硝子のかたちは一瞬の表情のような、ある瞬間を閉じ込めています。それは煮え滾って、まるで生きているかのように変形するガラスを自在に操る職人によってつくられるのです。彼らと出会い、10人のデザイナーが見出した素材の魅力、いつもとは違うガラスの姿をご覧ください。
展覧会概略
- 第744回デザインギャラリー1953企画展
「菅原工芸硝子×日本デザインコミッティー 10人のガラス展」 - 会期:2018年4月18 日(水)〜5月14日(月)
最終日午後5時閉場・入場無料 - 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 協賛:菅原工芸硝子株式会社
- 監修:柴田文江
- 参加メンバー:原研哉、伊藤隆道、川上元美、喜多俊之、小泉誠、黒川雅之、面出薫、三谷龍二、佐藤卓、柴田文江
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。