店主口上
「喫茶の愉しみ」
家にいる時間が増えたことで、仕事場にはないゆっくりとした時間の流れを、暮らしのなかに再発見した人も多いのではないでしょうか。ご飯を食べ、庭の草刈りをし、ゆったりとお茶の時間を楽しむ。外では人との距離を取ることを強いられますが、せめて家庭では「親密」を取り戻したい。今回は喫茶の時間に相応しい道具を選んでみました。
銀座目利き百貨街「十二糎屋」
- 店主:三谷龍二
- 会場:松屋銀座 7階 デザインコレクション
- 期間:2020年9月2日(水)― 29日(火) 最終日午後7時閉場
- 出品作家:津田清和/ガラス、山本亮平/陶磁、大橋保隆/金属、三谷龍二/木工
※ご好評につき一部商品が完売しております。詳しくは7階デザインコレクションまでお問い合わせください。
TEL 03-3567-1211 松屋銀座(大代表)
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
「銀座目利き百貨街」について
きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、広い世界から個性的な店主の手でつかみ取ってきた逸品を見たい。評価の定まったものよりも、選者のふるいの目の独自性を尊重し、さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、過去三回に渡って開催された「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び登場。日本デザインコミッティーの会員が交代で店主となり2年間次々と展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意ではなく、個性的な仕事をしている店主ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を選定している点に由来しています。