デザインギャラリー1953

第785回デザインギャラリー1953企画展「倉本仁 素材と心中」

2023年9月13日(水)— 11月6日(月)

この度、日本デザインコミッティーでは、第785回デザインギャラリー1953企画展として、「倉本仁 素材と心中」を開催いたします。
若手のプロダクトデザイナーとして、多岐にわたって活躍している倉本仁の各種の仕事を紹介する企画展です。2008年から自身のスタジオ・JIN KURAMOTO STUDIOを主催し、自動車、家具、家電、アイウェア、など多彩な作品を国内外で生み出し続けています。
展覧会タイトルに象徴されるように、倉本と素材との関係は大変密接なものがあります。さまざまな素材と格闘の末、作り出される作品には倉本の精神が反映されています。今回、デザインギャラリーでは、日本で発表していない作品も含め、約25点の作品を展示いたします。

展覧会担当 色部義昭からのメッセージ

素材との濃密な対話によって生まれるユニークなディテールや全体の佇まい。素材に導かれるようにして解を探し当てていく柔軟性をもった思考プロセスもさることながら、出来上ったモノが常におおらかで優しい空気を纏っている。それこそがデザイナー倉本仁の魅力である。

展覧会概略

  • タイトル:第785回デザインギャラリー1953企画展「倉本仁 素材と心中」
  • 会期:2023年9月13日(水)— 11月6日(月)午前11時〜午後8時・最終日午後5時閉場・入場無料
  • 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 協力:アルフレックスジャパン、カンディハウス、国立台湾工藝研究発展中心、ササキ工芸、ソメスサドル、HAY、LICHT Gallery、MEETEE、Nedre Foss
  • 展覧会担当:色部義昭

◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

倉本仁 略歴

プロジェクトのコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料を直に触りながら機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視し、プロトタイピングが行われている自身の“スタジオ”は常にインスピレーションと発見に溢れている。
iF Design Award、Good Design賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。

デザインサロントーク

会期中、倉本仁と色部義昭によるデザインサロントークを開催いたします。

デザインギャラリー1953にて、倉本氏、色部氏より展示について解説いただいた後、同フロアの「THE HOME(家具売り場)」へ移動し着席にてご視聴いただきます。

参加お申込み

◎定員に達したため、参加お申込みは終了いたしました。

関連商品の販売

会期中、下記の商品の一部を販売いたします。

  • 会場:7階デザインコレクション

Photo: Nacása & Partners