デザインギャラリー1953

第677回デザインギャラリー1953企画展「モノの記憶を手繰って」(1/3)

この度、日本デザインコミッティーでは、メンバー全員の参加による3連続シリーズ企画展(No.677、678、679)といたしまして、「モノの記憶を手繰って」と題した展覧会を開催いたします。デザインコレクション売場とデザインギャラリー1953は、半世紀を超えて、さまざまなデザインを紹介して来ました。社会によいデザインを広めたいという思いを込め、松屋銀座7階をステージに、商品の販売と展覧会などの活動を続けてまいりましたが、この度、1989年の前回の改装から、四半世紀ぶりに、リニューアルを果たすことになりました。(2011年8月26日にオープン)

この記念すべき新装オープンと同時期に開催される記念展「モノの記憶を手繰って」では、モノにフォーカスを当て、日本デザインコミッティーのメンバーたちが、幼少期からの記憶の中で心に深く刻まれたモノを選び、それについて語ります。情緒性や美意識の成長過程において影響を受けたモノの記憶を手繰りよせることにより、奇しくも、震災という悲劇が日本を襲ったデリケートな時期に行うこととなった展覧会において、今現在も創造に向き合うクリエーターとして、モノと対峙する展覧会を目指しました。出品されるモノは、「私のデザインに影響を与えた物」と「青年期以降、関心を寄せた物、あるいは作り出した物」という二つの括りの中でメンバーそれぞれが熟考した内容となります。この二つの要素の展示とそれらを繋ぐテキストが、この展覧会の見所となります。8月26日から11月7日の間を3会期に分け、また現在在籍しているメンバーを3グループに分け、1/3から3/3までそれぞれの会期に振り分けての開催となります。(※展示物のサイズによりメンバーの入れ替えの可能性があります。)

展覧会概略

トークショーのご案内

3会期中、メンバーによるトークショーをデザインギャラリー1953にて開催致します。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

トークショーについて詳しくはこちらをご覧ください。

第677回デザインギャラリー1953企画展「モノの記憶を手繰って」(1/3)

第677回デザインギャラリー1953企画展「モノの記憶を手繰って」(1/3)