日本人の頭も近年色々な色や形が登場して饒舌になったが、人は文化を問わず頭に冠するもので様々な意志の疎通を行ってきた。異文化の人々の頭部の装いが気になる昨今でもあり、時宜を得てその秘密に眼をこらす展覧会が開かれる。アフリカ、アジアを中心とした新井淳一ヘッドドレス・コレクションである。(原研哉)
展覧会概略
- タイトル:第583回デザインギャラリー1953「冠(かむる)・ヘッドドレス –新井淳一コレクションよりパートII–」
- 会期:2002年2月20日〜3月18日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:原研哉
- 協力:新井淳一、新井求美、株式会社東京かんかん