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台湾「唐奨」メダルデザイン招待指名コンペで深澤直人が金賞を受賞

コミッティーメンバーの深澤直人が、台湾の唐奨教育基金会による唐奨メダルデザイン招待指名コンペで金賞を受賞しました。

「唐奨」は、ルンテックス・グループ(潤泰集団)の尹衍樑会長により設置された “東洋のノーベル賞” 。「永続的発展(持続可能な発展)」「バイオ医薬」「漢学」「法治」の4部門に分かれ、2年に1度、台湾の最高学術機関である中央研究院が選考を行います。

唐奨の歴史と無限の生命を表現したメダルは、2014年6月に発表される第1回受賞者に贈られます。

デザインコンセプト

このメダルのかたちは「螺旋」と「竜」を表している。螺旋には生命力や運動性を感じる。循環の構造でありながら同じ位置をたどらない無限を意味し、歴史や成長、生命になぞらえる。昇り竜は勢いのよいさまに例えられ、上求菩提(じょうぐぼだい)という悟りを求め修行に励むことという意味もある。降り竜は降臨し地上を守ることに例えられ、下化衆生(げけしゅじょう)は命あるもの全てに悟りを説くことを意味している。この二つのモチーフはTang PrizeのThe Prize in Sustainable Development、The Prize in Biopharmaceutical Science、The Prize in Sinology、The Prize in Rule of Lawの4つの賞の持つ意味に合致している。

台湾「唐奨」メダルデザイン招待指名コンペで深澤直人が金賞を受賞