この度、日本デザインコミッティーでは、第771回デザインギャラリー1953企画展として、モノづくりブランド「ara ! kawa」展を開催する運びとなりました。
荒川区は東京の東北部、平坦な地勢に位置し、東京23区では台東区に次ぐコンパクトな区にあたります。区の木であるサクラの名所も多く、荒川(現在の隅田川)沿いを中心に明治時代には商工業の町として変貌を遂げ、戦後は、印刷、金属製品製造、衣服等の生活関連産業が、モノづくりのまちとしての発展の一翼を担ってきました。現在でも数多くのモノづくり企業が存在し、その技術は世代を越えて受け継がれ、地域の大きな財産となっています。
展示では、荒川区の基本情報や、「ara ! kawa」の取組み、3企業とデザイナーのコラボレーションによって生まれた成果物をご紹介いたします。
展覧会担当 粟辻美早からのメッセージ
「あら、かわってる。」「あら、かわいい。」をテーマに、荒川区の職人たちとデザイナーがタッグを組み、生活を豊かにする商品開発プロジェクト「ara ! kawa」が始動しました。新たな挑戦を始めたモノづくり企業のトライ&エラー。消費者には「見えない」モノづくりの裏側。人と人、人とモノをつなぐ工夫、秘密が体感できるワクワクする展覧会です。
展覧会概略
- 第771回デザインギャラリー1953 企画展 モノづくりブランド「ara ! kawa」展
- 会期:2021年2月24日(水)〜3月22日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 協賛:荒川区ブランディング推進委員会、昭和女子大学 ナカダケンキュウシツ、東京都立大学 インテリアデザインスタジオ、東京造形大学、女子美術大学
- 展覧会担当:粟辻美早
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。