この度、日本デザインコミッティーでは、第761回デザインギャラリー1953企画展として、「鈴木元 Everyday Things」を開催の運びとなりました。
鈴木元は、1975年生まれのプロダクトデザイナー。中堅世代の実力者として、国内外で脚光を浴びています。鈴木氏はスタジオを自宅に併設し、生活に寄り添いデザインを考えるアプローチで、静かで美しい作品を多数、世に送り出していますが、今回、デザインギャラリー1953では、鈴木氏のデザインが生まれるスタジオの風景、試作などと共に、これまでの仕事を約10点紹介いたします。
展覧会担当:深澤直人からのメッセージ
美しいデザインというのは、いいデザインの事なのです。皆デザインの事をいろいろ語るけれど、美しいデザインができるデザイナーは、鈴木元君みたいな人の事なのです。
展覧会概略
- 第761回デザインギャラリー1953企画展「鈴木元 Everyday Things」
- 会期:2019年12月3日(火)〜12月25日(水)最終日午後5時閉場・入場無料
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:深澤直人
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
デザイナー略歴
鈴木元
1975年生まれ。金沢美術工芸大学卒業。Royal College of Art, Design Products科修了。Panasonic、Industrial Facility、Barber Osgerby、IDEOロンドン、ボストンオフィスを経て2014年にGEN SUZUKI STUDIOを設立。スタジオを自宅に併設し、生活とデザインを隔てないアプローチで、Herman Miller, Omron, Docomo, E&Yなど国内外の企業とデザインを行う他、CasperやPillPackといった米国のスタートアップの立ち上げにもデザイナーとして多数関わる。