この度、日本デザインコミッティーでは、第759回デザインギャラリー1953企画展として、「工芸批評」を開催の運びとなりました。
本企画は、メンバーで木工作家の三谷龍二によるものですが、ライター、編集者、哲学者、工芸店店主など、作り手ではない立ち位置の方々5氏による、工芸へ寄せる眼差しをテーマにしています。
各氏の評価する、あるいは出来る工芸作品を展示物とし、その物に対しての思いをテキストにまとめご紹介いたします。
また、この企画が契機となって出版される書籍「工芸批評」も合わせ販売いたします。
展覧会監修 三谷龍二からのメッセージ
デザイン批評や広告批評があるように、工芸批評があっていいと思ってきました。しかしここ数年、工芸に関する発言が活発になり、工芸と社会の接続点や、近代工芸の再検証が進んでいます。本展は5人の論客により明日の工芸を、[もの]と[言葉]によって考えるものです。
展覧会概略
- タイトル:第759回 デザインギャラリー1953企画展「工芸批評」
- 会期:2019年10月9日(水)~11月6日(水)最終日午後5時閉場・入場無料
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 出品者:井出幸亮(『Subsequence』編集長)、鞍田崇(哲学者)、菅野康晴(『工芸青花』編集長)、高木崇雄(「工藝風向」代表)、広瀬一郎(「桃居」店主)敬称略
- 監修:三谷龍二
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
デザインサロントーク
展覧会開催に併せ、出品者によるデザインサロントークを開催いたします。
- 日時:10月9日(水)
第一回 17:00〜18:00 出演:菅野康晴、広瀬一郎、三谷龍二
第二回 18:00〜19:00 出演:井出幸亮、菅野康晴、高木崇雄 - 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 参加費:無料
- 申し込み:不要
- 定員:着席可能20名程度
◎人数の多い場合はお立ち見になりますので、予めご了承ください。
◎開催時間10分前より会場へのご案内をいたします。
関連販売
- ① 10月9日(水)― 10月15日(火) 最終日午後7時閉場
- 会場:松屋銀座7階 デザインコレクション
- 出品者:工藝風向、桃居
- ② 10月30日(水)― 11月5日(火) 最終日午後7時閉場
- 会場:松屋銀座7階 デザインコレクション
- 出品者:工藝風向、桃居