PinoやPosyなどの、人形のようにロマンチックなロボットを製作してきた松井龍哉の最新作はマネキン。デパートにある数百体のマネキンの中で1体だけが動いてる。人類が古代から作ってきた「人のかたちのもの」をひとつずつロボットに置き換えてゆく彼の行為は、叙情的な印象とは裏腹に非常にプラクティカルである。(山中俊治)
展覧会概略
- タイトル:第617回デザインギャラリー1953「Palette? 松井龍哉のマヌカンロボット」
- 会期:2005年7月20日〜8月15日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:山中俊治