「五感を駆使して楽し京菓子とはまさに、精神を豊かに喜ばせる概念の遊具である」と、京菓子司末富主人の山口富藏氏は言う。私が最も感心するのは、そのかたちが手をつかった造形のブロセスの断片として完成しているところである。素材の力が形をなしているところである。(深澤直人)
展覧会概略
- タイトル:第611回デザインギャラリー1953「京菓子司 末富のデザイン」
- 会期:2004年12月27日〜2005年1月24日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:深澤直人