人間は自然の中に超人的な力の存在を認識し、その力=カミを鎮めるために、カミの面をつけて、その心に近づこうかとするかのようである。祭礼のたびに着用される「面」は人間の顔を隠し、カミに祈りを捧げ、豊穣を祈願するためにある。貴重なコレクションから選び抜かれた「面」の数々をご覧いただきたい。(松本哲夫)
展覧会概略
- タイトル:第591回デザインギャラリー1953「面・祝祭のかたち –新井淳一コレクションPart3–」
- 会期:2002年12月27日〜2003年1月20日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:松本哲夫
- 協力:新井淳一、杉浦康平、新井求美