モノをデザインする人達–家具であったり、電気製品であったり、ステーショナリーだったりーそんな人達をプロダクトデザイナーと言ってみる事にします。建築も都市もプロダクトには、違いないのですが、今回の展覧会では、もっと人体スケールのモノをデザインしている人達、そんな人達の、中でも新進気鋭のデザイナー達を紹介するシリーズを始めたいと思います。今回は、8名を選びました。もうすでに充分認められて、活躍している人から、これからの人まで、これまでのデザイン活動は様々ですが、どちらかというと企業やモノの背景に隠されてしまいがちなプロダクトデザイナーの、しかも若い人達を展覧会の形をとりながら紹介してゆく事で、モノの背後に込められたその人の思想や人格を透かしみていただきたいと考えています。(黒川雅之)
展覧会概略
- タイトル:第493回デザインギャラリー1953「Designer’s Catalogue–1」
- 会期:1995年5月3日〜5月22日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:黒川雅之