大江匡君がおもしろくなってきた。何が彼を変えたのか、彼の建築が息づき始めた。風を、空気を取り込んで、土や木が空間に触覚的なものをもたらしている。建築が原始の記憶をとりもどし始めている。これは事件だ。(黒川雅之)
展覧会概略
- タイトル:第477回デザインギャラリー1953 空感建築・時感建築 「大江匡のファンハウス」
- 会期:1994年4月6日〜4月25日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:黒川雅之
- 協力:株式会社ファンハウス
大江匡君がおもしろくなってきた。何が彼を変えたのか、彼の建築が息づき始めた。風を、空気を取り込んで、土や木が空間に触覚的なものをもたらしている。建築が原始の記憶をとりもどし始めている。これは事件だ。(黒川雅之)