シェークスピアのオセロを想わせる風貌のアルベルトが彼のスタジオにいることはない。カーボン・ファイバーなどの新素材を探しまわっているからだ。機械工学を学んだ彼がデザイナーになったのも、新材料とそこから生まれるユカイなマジックへの飽くことのない好奇心があったればこそだ。ミラノのデザインを支える最も独創的なデザイナーの楽しい楽しい展覧会を見て下さい。(細江勲夫)
展覧会概略
- タイトル:第418回デザインギャラリー1953「ALBERTO MEDA EXHIBITION –アルベルト メダ展–」
- 会期:1990年7月25日〜8月13日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:細江勲夫
- 協力:株式会社インターデコール、株式会社カーサ・ルーチェ