近藤康夫のデザインは、硬質ながら、思いきりのいい形体はなかなか魅力的だ。そして、空間はエキサイティングですらある。現在、近藤はインテリアデザインにとどまらず、領域を広げることにより、彼自身の飛躍を試みようとしている。ドロウィングや模型で今日、明日への一端を見せる。(粟辻博)
展覧会概略
- タイトル:第398回デザインギャラリー1953「近藤康夫 Transcend Design」
- 会期:1989年2月28日〜3月13日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:粟辻博