現代の住空間には、さまざまな材料が使われ、多くのテクスチュアやパターンが我々を包み込んでいる。これら材料は、自然材でもあるが人工材も多い。この工業化された材料は、床、壁、天井から家具、家電製品、車両、航空機にまで及んでいる。時に語りかけたり、無意識のうちに感じているバターンやテクスチュアは、我々の心にまで影響を及ぼしていると思う。この事実を意識しながら、こつこつと《プロダクト・パターン》を生み続けるデザイナー達の事後とを御覧いただきいた。(松本哲夫)
展覧会概略
- タイトル:第384回デザインギャラリー1953「インテリア素材としての印刷パターン–PRODUCT PATTERN DESIGN」
- 会期:1988年3月18日〜4月6日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:松本哲夫
- 協賛:凸版印刷株式会社