デザインギャラリー1953

第225回デザインギャラリー1953「ヨーガンレールと布」

決して妥協することのない合理的で尖鋭な彼と、繊細な甘さを持つリラックスした彼が一つであることは、彼の場合なぜか自然である。不思議な統一感が彼の自在さの中にある。テキスタイルという、それ自体で完結しない仕事を、完結した”作品”として切り出したこの展覧会は、ヨーガン・レールのこの不思議な世界の一つの断念である。(黒川雅之)

展覧会概略

第225回デザインギャラリー1953「ヨーガンレールと布」

第225回デザインギャラリー1953「ヨーガンレールと布」