世界18ヵ国の映画のため、チェコの12人のデザイナーが手がけた、69点のポスター。それぞれに工夫された多彩な表現は、小さなポスター・オリンピックの観があります。社会主義国のポスターは、トップレヴェルもさることながら、底辺の平均値が高いようで、いろいろ考えさせられました。なお裏面の色刷りは、ブルノ・ビエンナーレでクリチック賞を受けたPolackova-Vyletalova夫人作のポスター。(勝見勝)
展覧会概略
- タイトル:第161回デザインギャラリー1953「チェコスロバキアの映画ポスター」
- 会期:1975年1月24日〜2月5日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:勝見勝