賞状、賞杯というと桐に鳳凰の縁どりをした賞状とか、唐草のかざりをつけたカップとか、せいぜい気を使ったもので彫刻の裸婦像といったものが通用し、そのデザインについては、あまり問題にならなかった。本展はそうしたもののデザインを、考えなおすという主旨で、異色の賞状や賞杯を集めて見ました。(原弘)
展覧会概略
- タイトル:第118回デザインギャラリー1953「賞状・賞杯のデザイン展」
- 会期:1972年10月27日〜11月8日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:原弘