デザインのふるさと・京都
海外のデザインが 次々に紹介されてきましたが この辺で日本の生活と風土に立って グッドデザインとは何か 考えてみようと思い 京都の陶磁器を中心に 美術工芸から生活陶器まで 幅ひろく選んでみました とくに力をいれたのは 窯元に眠っているデザインで すぐれたものに もう一度 息をふきこんでもらったことです ほんとうに良いデザインは 京都のように長い伝統にみがかれ 眼のこえた市民の生活愛にささえられてはじめて生れてくると思います（勝見勝）
展覧会概略
- タイトル：第16回デザインギャラリー1953「京物展–デザインのふるさと」
- 会期：1965年6月18日〜7月15日
- 会場：松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 共催：日本デザインコミッティー、京都市
- 展覧会担当：勝見勝
