この度、日本デザインコミッティーでは、第751回デザインギャラリー企画展といたしまして、メンバーでアーティストの鈴木康広の仕事にスポットを当てる展覧会「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」を開催いたします。
鈴木氏は、日常の風景や現象を独特の視点で観察し、作品へと昇華させるアーティストとして、注目を集めています。その創作活動は、およそ20年に亘りますが、本展では、その間に作り出された数々の作品を改めて見つめ直します。思わず、微笑んでしまう心あたたまる鈴木康広の世界観を体感していただければ幸いです。
展覧会担当 原研哉からのコメント
アーティストの鈴木康広さんは作品を完成させるまでに夥しいスケッチを描く。いずれも面白いので、ひとつの作品に収斂させるのが勿体ないほど。一方、素晴らしい作品が完成しても、鈴木さんの仕事は終わらない。具体化された作品に触発されて、次々に新たなスケッチが生み出されてゆく。着想がエンドレスに育ち続けてゆくのである。
展覧会概略
- タイトル:第751回デザインギャラリー1953企画展「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」
- 会期:2019年1月23日(水)〜2月17日(日)最終日午後5時閉場・入場無料
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:原研哉
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
デザインサロントーク
展覧会開催に併せ、デザインサロントークを開催します。
- 日時:1月23日(水)午後6時〜午後7時
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 出演:原研哉(グラフィックデザイナー)、鈴木康広(アーティスト)
- 参加費:無料
- 申し込み:不要
- 定員:着席可能20名程度
◎人数の多い場合はお立ち見になりますので、予めご了承ください。
◎開催時間10分前より会場へのご案内をいたします。