お知らせ

銀座目利き百貨街「しんしん堂(店主:松永真)」開催中です。

2020年7月8日(水)〜 8月4日(火)

店主口上

“メタルフリークス”

フリークスとは、気まぐれ、酔狂、出たとこ勝負などという意味がある。デザインを計画に例えれば、フリークスは、全く無計画な衝動の世界だ。
1990年代、グラフィックデザイナーとして最も多忙であった頃、その反動で生まれたのが、このメタルフリークスである。たった2年間の夜の遊びだったが、1995年の和光の展覧会で大きな話題を集めてしまった。
いまだに「真さん!まだあれやってるの?」とよく聞かれる。やっていないのだけれど、足元にウロついているメタルフリークスを集めて、久しぶりに並べることにした。

銀座目利き百貨街「しんしん堂」

◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

「銀座目利き百貨街」について

きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、広い世界から個性的な店主の手でつかみ取ってきた逸品を見たい。評価の定まったものよりも、選者のふるいの目の独自性を尊重し、さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、過去三回に渡って開催された「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び登場。日本デザインコミッティーの会員が交代で店主となり2年間次々と展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意ではなく、個性的な仕事をしている店主ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を選定している点に由来しています。