お知らせ

銀座目利き百貨街「とっておきの川上文庫(店主:川上元美)」開催中です。

2020年3月4日(水)〜 7月7日(火)

再開に伴い、会期を延長しました。

店主口上

この度「銀座目利き百貨街」を開くにあたって、「とっておきの川上文庫」としては、愛書を手放すのがやはり勿体なくて、考えた末に、店終いすることにした。
又増えた本の整理をしていて、TASCEHN社のシリーズ本「1000 CHAIRS」Revised and updated edition版をだぶって所蔵しているのに気がついた。
この本の中に、当デザインコレクションでも扱われている靴べら椅子「STEP STEP」が掲載されている。
そうだ、定番品のオーク、ブナ、ブラック・ウオールナット材以外の樹種を使ってこれを展示しようと閃いた。
そこで、(株)日進木工に在庫されている材の中からSTEP STEPに適する別の樹種を選んで限定品として準備した次第である。

銀座目利き百貨街「とっておきの川上文庫」

◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

「銀座目利き百貨街」について

きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、広い世界から個性的な店主の手でつかみ取ってきた逸品を見たい。評価の定まったものよりも、選者のふるいの目の独自性を尊重し、さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、過去三回に渡って開催された「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び登場。日本デザインコミッティーの会員が交代で店主となり2年間次々と展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意ではなく、個性的な仕事をしている店主ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を選定している点に由来しています。