デザインコミッティーのメンバー、鈴木康広の展覧会が開催中です。
ご挨拶
彫刻の森美術館では、現代の新しい創作表現を紹介するシリーズの第7回として、「鈴木康広 始まりの庭」を開催いたします。
鈴木康広は、何気ない自然現象を見つめ直し、新たな感覚で翻訳した作品を制作しています。作品の題材は日常の中にあっても、鈴木の視点がそこに加わると当たり前に存在していたものに新たな発見が生じます。その瞬間の驚きが痛快で、思わず微笑んでしまうことでしょう。鈴木の”見立て”を巧みに具現化した作品の前では、子どもから大人まで、あらゆる世代の鑑賞者が一度は同じ視点に立ちながら、見る側それぞれが培った体験や環境によって異なる気づきも加わります。
本展では、性質の異なる3つの展示室で構成された本館ギャラリーを舞台に、新作11点を含む71点を展示。また第2会場のマルチホールでは、鈴木の代表作品《まばたきの葉》など、”まばたき”をテーマにした作品4点を紹介します。
さまざまな実験が潜む作品の庭を散策し、新たな記憶と発見の始まりの場となれば幸いです。
(彫刻の森美術館Webサイトより)
展覧会概要
- 展覧会名:「鈴木康広 始まりの庭」
- 会期:2017年8月5日(土)~ 2018年2月25日(日)
- 会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー/マルチホール
- 開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- 休館日:なし(年中無休)
グループ展
また、東京 六本木の21_21 DESIGN SIGHTでのグループ展も開催中です。
「野生展:飼いならされない感覚と思考」21_21 DESIGN SIGHT(六本木)