コミッティーメンバーの川上元美氏による展覧会「MOTOMI KAWAKAMI CHRONICLE 1966-2011 川上元美 デザインの軌跡」がリビングデザインセンターOZONEにて開催されます。
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1960年代後半からデザイン活動を始め、日本のプロダクトデザインの第2世代と称される川上元美氏。この世代は、日本経済の安定成長期への移行やバブル経済、その後の平成不況など、めまぐるしく変化する経済活動の中でデザインの潮流を作り、活動してきました。
本展では、1966年に渡伊しアンジェロ・マンジャロッティ氏に師事してから、数々の名作を誕生させ日本デザイン会で不動の地位を確立した現在まで、45年におよぶ氏のデザイン活動の軌跡を紹介します。
1970年代に名作椅子「NT」や「BRITZ / TUNE」などの成功によってトップデザイナーとなるも、決して奢ることなく時代の動向を静かに見つめ、真摯な姿勢でデザインに向き合ってきた川上氏。その透徹したエレガンスとも呼べる個性は、食器から橋にいたるまで全てのデザインに貫かれています。70才を迎えますます磨きがかかる川上氏の自由な感性とデザインは、私たちの生活をより豊かな表情で彩り、また、そのデザイン哲学の深さや正確さを知ることは、これからの若い世代にとって、デザインやものづくりについて考える契機となることでしょう。
(OZONE Webサイトより抜粋)
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- 会期:9月9日(金)〜9月25日(日)
- 会場:リビングデザインセンターOZONE 3F パークタワーホール
詳しくは、リビングデザインセンターOZONEのWebサイトをご覧ください。