今世紀は分業化がどんどん進行した時代で、ポウターひとつ創るのにも数人のプロが頭を寄せ合っている。そんな時代の流れに果敢に抗う一人の男がいる-矢萩喜従郎。彼の仕事にはジャンルを問わず、ぬきさしならぬ大切な提案があり、せび耳を傾けてみたい。(佐藤晃一)
展覧会概略
- タイトル:第565回デザインギャラリー1953「矢萩喜従郎「溶解する領域」展 –グラフィック、建築、ランドスケープへの眼差し–」
- 会期:2000年5月17日〜6月5日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:佐藤晃一