Design Gallery 1953

The 30th Design Gallery 1953 Exhibition “A Flow of Bauhaus−Works by Kurt Kranz”

クルト・クランツはデッサウのバウハウス出身で、西ドイツに在住する数すくない出身者の一人である。戦後もヨーロッパのデザイン誌で紹介されているし、〈幾何学的なテーマにおけるヴァリエーション〉(1965)などの著者によって、わが国にも知られている。このたび同窓の山脇巖氏らに招かれて来日し、それを機会にこの個展が開かれることになった。バウハウス時代の興味深い作品から、来日してから京都滞在中、彼自身で印刷所をさがし当てて作ったという〈変化する画帖〉に至るまでが展示される。アルベルス、クレー、カンディンスキーなどに教えを受けた、バウハウスの流れの一つがここに見られる。(原弘)

展覧会概略

  • タイトル:第30回デザインギャラリー1953「バウハウスの一つの流れ–クルトクランツの作品」
  • 会期:1966年9月30日〜10月5日
  • 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 展覧会担当:原弘

第30回デザインギャラリー1953「バウハウスの一つの流れ--クルトクランツの作品」

第30回デザインギャラリー1953「バウハウスの一つの流れ--クルトクランツの作品」