信息

银座鉴赏家百货公司 “Reiko Sudo Shokai(业主:須藤玲子)” 现已开业。

2021年3月17日(水)〜 4月13日(水)

店主口上

須藤玲子商會は時には虫屋、時にはボタン屋と、その時々で扱う商品は異なります。今回はお待ちかね、「金継ぎプリュス」の藤野佳菜子さんが仕上げた「金継ぎ」の器です。藤野さんは美術大学でグラフィックデザインを学んだ後、大手アパレルメーカーにてアクセサリーの企画に携わり、2010年から金継ぎを始め、現在は作品展、ワークショップなどを勢力的に行う、私の大好きな人です。私はおっちょこちょいなので、ガラス、陶器を割ったり、欠け、ひび割れをつくります。でも藤野さんに出会ってからは「これで金継ぎ頼める!」とウキウキ気分になります。須藤玲子商會では「金継ぎ」のほかに、破片の無い部分に別の破片をつけて直す「呼び継ぎ」、そして器を保護するためのクッション「隔(へだて)」を取り扱います。藤野さんの作品の数々、この機会に是非ご覧ください。

銀座目利き百貨街「須藤玲子商會」

◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

藤野 佳菜子/Kanako Fujino

金継ぎプリュス
美大卒業後、グラフィックやアクセサリーなどの商業デザインに携わり、現在は金継ぎを主軸として国内外の展示会に参加。現代風から伝統工芸の漆継ぎまで行なう金継ぎ者として活動する傍、昨今人気の金継ぎワークショップを精力的に行なっています。屋号の金継ぎプリュスは、プラス(plus)の仏語読み。日々の暮らしに金継ぎをプラスしてみては。というメッセージです。

「銀座目利き百貨街」について

きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、広い世界から個性的な店主の手でつかみ取ってきた逸品を見たい。評価の定まったものよりも、選者のふるいの目の独自性を尊重し、さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、過去三回に渡って開催された「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び登場。日本デザインコミッティーの会員が交代で店主となり2年間次々と展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意ではなく、個性的な仕事をしている店主ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を選定している点に由来しています。