今回のミラノサローネで感じたことだが、デザインの方向性が明らかに変化してきた。おそらく20世紀が工業化を中心に生活文化をつくりだしてきたとしたなら、今後、起きることは、そこから生まれた規範・束縛からの脱出だろう。それは、固定概念、様々な属性などからの超越である。ここに出品するデザイナーは、そうした未来をつくりだすデザイナーである。(内田繁)
展覧会概略
- タイトル:第569回デザインギャラリー1953「Toilet Design –4人のデザイナーによるトイレの提案–」
- 会期:2000年10月14日〜10月23日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:内田繁
- 協力:株式会社INAX