グラフィックデザイナーの五十嵐さんが、今、夢中でフトンの開発に没頭している。しかも、企業の協力を得てはいるが、自分のプロジェクトとして取組んでいる。五十嵐さんはグラフィックから立体まで、いわば形の詩人なのだが、形を突き抜けて皮膚のところでモノ造りを始めたとなると益々おもしろい。楽しみな展覧会である。(黒川雅之)
展覧会概略
- タイトル:第471回デザインギャラリー1953「かんたん・すてきに・おもてなし THE FUTON by TAKENOBU IGARASHI」
- 会期:1993年10月27日〜11月15日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:黒川雅之