森田正樹のインテリア空間や家具は、一作ごとに鮮烈な個性を放つ。彼の「気持主義」は、空間や家具と気持ちの触れ合いを意識。雲が浮いているような椅子を、パリ(’85)で発表。続いてTRIBU社(フランス)と契約。家具やガラスのテーブルウェアーが、ポンピドーセンターや、ミラノのサローネ(’86)などヨーロッパを駆け巡り、一躍、世界の超一線級デザイナーと並ぶ。今また、新しい家具を中心に、近未来の居住空間を演出。出来立てです。(松村勝男)
展覧会概略
- タイトル:第367回デザインギャラリー1953「森田正樹の近未来点」
- 会期:1987年3月13日〜4月1日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:松村勝男