企業と社会並びに文化のかかわりにおいて、更にデザイナーとのゆるぎなききずなにおいて、世界に類をみない企業としてその名をしられるオリベッティ社。それを支えるデザイナーの一人マリオ・ベッリーニ氏は、現在世界で最も注目されるインダストリアル・デザイナーとしてまさに円熟期にある。機械は質実で優美でなければならない:カミロ・オリベッティ。フォルムの論理を信ぜず、むしろフォルムのもつ詩的情緒や、それが創造されるもろもろの可能性を信じる:マリオ・ベッリーニ。(松村勝男)
展覧会概略
- タイトル:第216回デザインギャラリー1953「デザイナーと企業シリーズ7 マリオ・ベリーニとオリベッティ」
- 会期:1978年2月10日〜3月1日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:松村勝男
- 協力:日本オリベッティ株式会社