桂は日本建築の稀にみる綜合のモニュメントであって
日本人のながい精神生活史のなかの静と動とが
深い知恵によって結合され
絶唱にまでたかめられている
しかしこの桂の静かなたたずまいに
驚くほどのエネルギーが秘められていることを示してくれたのは
石元泰博氏のカメラであろう(瀧口修造)
展覧会概略
- タイトル:第24回デザインギャラリー1953「桂」
- 会期:1966年4月1日〜4月27日
- 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 展覧会担当:瀧口修造