「銀座目利き百貨街」は四十九人の店主が、それぞれの目を利かせて選定する四十九のセレクトショップからなるわずか六日間の商店街です。
建築家、博物学者、茶道家、デザイナー、現代美術家、編集者、骨董店店主、脚本家、イラストレーター、評論家、造形家、キュレーター、和紙職人、プロデューサーなどなど、物を見る目の力が問われる仕事をしている方々に、それぞれ眼力を発揮してもらい、普段では見かけない、逸品、稀少品、珍品の数々を取りそろえ、展示・販売するという企画です。
「目利き」とは、真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、個性的な仕事をしている参加者一人一人の独自の目を活かして、商品を選定していることに由来する言葉です。
店主自身の作品あり、また目を利かせて調達してきた物ありと、商品の性格も多彩です。まさに百花繚乱、玉石混淆、多種多様、フリーマーケットのあやしいときめきに満ちた商店街が出現します。
「銀座目利き百貨街」の店主は、日本デザインコミッティーから依頼したゲストが約半数、日本デザインコミッティーのメンバー自身も店主となって、商店街を形成します。会期は短く、商品は限られています。物を見る目や選ぶ目を堪能しつつ、未知なる物と出合い、価値を吟味し、即断し購入する、買い物の醍醐味とともにお楽しみください。
コミッショナー:原研哉
開催記念カタログ(1800円)、てぬぐい(945円)を
引き続き「松屋銀座7階 デザインコレクション」にてお求めいただけます。
開催記念カタログ
会期中、会場にて、「銀座目利き百貨街」の開催記念カタログを販売いたします。
49人の目利き人情報が満載。
展覧会を深く理解するために必携のカタログです。
デザインは本企画展コミッショナーの原研哉。
価格=1800円(税込)
山口信博(ういてこい)
浮いてこいは夏の季語。
子供の頃、たらいで行水するときに水に浮かべて遊んだ記憶が蘇ってくる。
セルロイドは、発火性があることから一時期だけ遊具に使われ、失われてしまった素材だ。
大橋歩(手さげ袋)
手さげ袋です。
うちのロングセラーで定番です。麻ブーム以前からつくっています。
リトアニア産麻ですが、その年の麻のできで、色いろいろ。
手で裁断だから、大きさもけっこういろいろ。
そういうのがいい感じと自負しています。
猿山修(壁掛時計)
オリジナルパーツを利用した再生を試み、古いムーヴメントはオーヴァホールを行ないました。
梅原真(男の石鹸)
店主自身愛用しているすぐれもの。
天然由来のシブのチカラにより、
クサイがスッキリ!
ナチュラル素材がうれしい!
パジャマのニオイがなくなった!
マクラのニオイがなくなった!
加齢臭がなくなった!
ガンコな臭いは元から絶たなきゃダメ!
ここにはないが、
男の石鹸シャンプーはオススメ!