お知らせ

日本デザインコミッティー企画展「銀座目利き百貨街」

年秋、日本デザインコミッティーでは松屋銀座8階・大催場におきまして、企画展「銀座目利き百貨街」を開催いたします。

私ども日本デザインコミッティーは、1956年に開催した「グッドデザイン展」を皮切りに、以降1960年から継続的にデザインをテーマとしたさまざまな展覧会(※)を開催してまいりました。
(※)近年開催した企画展タイトルをご紹介します。

  • デザインの原形|2002年 (コミッショナー=深澤直人、原研哉、佐藤卓)
  • 時代のアイコン|2004年 (コミッショナー=平野敬子)
  • Design with Respect|2006年 (コミッショナー=深澤直人)
  • デザイン物産展ニッポン|2008年 (コミッショナー=ナガオカケンメイ) など

そして、2010年の今年は、「目利き」をテーマに開催準備を行っております。
参加者総数49人。その顔ぶれは実にバラエティに富んでいて、しかも豪華。一見の価値ある展覧会だと自負しております。目利きたちによる選りすぐりの逸品の数々をご高覧、ご購入いただければと思います。

コミッショナー挨拶

めくるめく「目利き」の宇宙
未知なる物に出会い、買う醍醐味

コミッショナー:原研哉

「銀座目利き百貨街」は49人の店主が、それぞれの目を利かせて選定する49のセレクトショップからなるわずか6日間の商店街です。
建築家、博物学者、茶道家、デザイナー、現代美術家、編集者、骨董店店主、脚本家、イラストレーター、評論家、造形家、現代美術家、キュレーター、和紙職人、プロデューサーなどなど、物を見る目の力が問われる仕事をしている方々に、それぞれ眼力を発揮してもらい、普段では見かけない、逸品、稀少品、珍品の数々を取りそろえ、展示・販売するという企画です。
「目利き」とは、真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、個性的な仕事をしている参加者一人一人の独自の目を活かして、商品を選定していることに由来する言葉です。店主自身の作品あり、また目を利かせて調達してきた物ありと、商品の性格も多彩です。まさに百花繚乱、玉石混淆、多種多様、フリーマーケットのあやしいときめきに満ちた商店街が出現します。
「銀座目利き百貨街」の店主は、日本デザインコミッティーから依頼したゲストが約半数、日本デザインコミッティーのメンバー自身も店主となって、商店街を形成します。会期は短く、商品は限られています。物を見る目や選ぶ目を堪能しつつ、未知なる物と出合い、価値を吟味し、即断し購入する、買い物の醍醐味とともにお楽しみください。

展覧会概略

  • タイトル:2010年度日本デザインコミッティー企画展「銀座目利き百貨街」
  • 会期:2010年9月9日(木)—9月14日(火)最終日午後5時閉場
  • 会場:松屋銀座8階・大催場
    〒104-8130東京都中央区銀座3−6−1 電話03-3567-1211(大代表)
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 展覧会委員会:コミッショナー=原研哉(グラフィックデザイナー)、グラフィック=佐藤卓(グラフィックデザイナー)、会場構成=小泉誠(リビングデザイナー)

出品者

展覧会は日本デザインコミッティーメンバー26人と招待の方々23人、合計49人の方々によって行われます。

(招待者)
浅葉克己  芦原太郎  羽原肅郎  稲坂良弘  北川一成  小林康生  小坂 竜  小山薫堂
澤田広俊  清水忠男  杉本博司  千 宗屋  松岡正剛  仲條正義  中村好文  西野嘉章
西山英煕  大橋 歩  太田和彦  猿山 修  高須治雄  梅原 真  山口信博

(日本デザインコミッティーメンバー)
深澤直人  船越三郎  原 研哉  平野敬子  細江勲夫  伊藤隆道  岩崎信治  柏木 博
川上元美  菊竹請訓  喜多俊之  北川原温  小泉 誠  隈 研吾  黒川雅之  松本哲夫
松永 真  面出 薫  永井一正  ナガオカケンメイ    新見 隆  佐藤晃一  佐藤 卓
田中俊行  渡辺 力  山中俊治

日本デザインコミッティーとは

日本デザインコミッティーは1953年、国際デザインコミッティーの名称で発足しました。
発足のきっかけになったのは、世界的なデザインのフェスティバル、ミラノトリエンナーレでした。イタリアは日本を第10回トリエンナーレに正式に招請することを決定し、招請状が外務省に届けられました。当時、日本で海外との接点をもち交流を行う機関は、外務省の外郭団体、国際文化振興会(KBS)でしたが、その当時、産業工芸試験場の意匠部長として活躍していた剣持勇や評論家の勝見勝が、日本デザインをトリエンナーレに参加させたいという強い意向をKBSに対して示しました。この行動がきっかけとなり、KBSからの正式な要請を受け、トリエンナーレに参加することを目的とした、国際デザインコミッティーが発足することになったのです。この創設には、勝見勝、亀倉雄策、剣持勇、清家清、丹下健三、渡部力など、当時、日本のデザインの中心で活躍していた12名のデザイナー、建築家、評論家などがジャンルを超えて結集しました(他に顧問3名も在籍)。後に日本デザインコミッティーと改称した当団体は、1957年、ミラノトリエンナーレに正式参加を果たしました。さらに1960年には、世界26カ国のデザイン会議開催のために核となる働きをしました。以来、さまざまな国との文化交流を展覧会や会議などを通じて押し進めてきたのです。その50年に及ぶ歴史は、まさに日本のグッドデザインの歴史、といっても過言ではないかもしれません。
現在、拠点を東京銀座の松屋デパート内におき、デザインギャラリーでのさまざまな展覧会、コンペティション・デザインフォーラム公募展などを主催開催。さらに、デザインショップのさきがけとも言える「デザインコレクション」(開設当初は、「デザインコーナー」の名称で親しまれました。)を松屋と協力しながら1955年に開設し、多くの人々の賛同を得て今日に至っています。発足当時の理念である「デザインの啓蒙」を旗印に、ボランティア精神にのっとり集まった、さまざまなジャンルのデザイナーたちにより、この志の高い運動は続けられています。

問い合わせ先

日本デザインコミッティー事務局
〒104-8130東京都中央区銀座3−6−1松屋北館4F
電話:03-3561-2572
ファックス:03-3561-6038
メール:メールでのお問い合わせ
担当:土田真理子、樋口珠由子

2010年7月12日

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