日本デザインコミッティー 2008年度企画展「デザイン物産展ニッポン」を開催いたします。
今回の展覧会では日本デザインコミッティーメンバー、ナガオカケンメイがコミッショナーをつとめます。
ナガオカ氏は、リサイクル、リユース、廃盤商品の復刻など、長く愛されるデザイン=ロングライフデザインに着眼し、
自身のショップ経営、デザイン冊子「d」の発行など、非常にユニークな活動を実践しています。
本展は、ナガオカ氏自身の仕事の取り組みの中で得た、日本全国の地場産業、デザインの実態から構想されました。
出展対象となるモノ=物産は次の5つのカテゴリーに分類されます。
1) 伝統を継承したもの
2) 伝統を基礎に現代生活に適合するようリ・デザインされたもの
3) その地で生産される食品
4) その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など)
5) 各地のタウン誌
各都道府県の物産を一望することによって、その地域のデザイン性の特性や独自性などを知る
きっかけになるかも知れません。
また、これまでのデザイン展とは異なり、さまざまな展示物は商品としても扱われ、
会場で実際に購入できることもこの展覧会の大きな見所、楽しみのひとつです。
各地の物産事情を知り、気に入れば、それを購入できるというしくみを本展は積極的に組み込みました。
夏の終わり8月27日より9月1日の6日間という短期の開催になりますが、
多くの方々に楽しんでいただけること必至の展覧会です。たくさんの方々のご来場をお待ちしております。
タイトル | デザイン物産展ニッポン |
---|---|
会期 | 2008年8月27日(水) — 9月1日(月) 午前10時 — 午後8時 |
会場 | 松屋銀座8階 大催場 |
入場料 | 一般800円・高大生600円 |
書籍 | 「DESIGN BUSSAN NIPPON」美術出版社より8月27日発売 |
主催 | 日本デザインコミッティー |
コミッショナー | ナガオカケンメイ |
会場構成 | 隈 研吾 |
協力 | アマナグループ、有限会社3KG、株式会社タグチ、D&DEPARTMENT PROJECT、 |
お問い合わせ | 日本デザインコミッティー |