2017年8月21日
この度、日本デザインコミッティーでは、738回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「デザインの日常 Vol.1 500人のコップ展」をメンバーで、アートディレクターの永井一史とプロダクトデザイナーの柴田文江、両名による企画監修で計画いたしました。
この展覧会は、暮らしとデザインについての考察を試みるものです。その第一回目として「コップ」を取り上げたいと思います。水を飲むことは暮らしの中でもっともベーシックな行為であると言えます。本企画では、東京の美術系大学に在学するデザイン学科の学生とベテランデザイナー、クリエーターの方々を対象として、実際に家でつかっているコップを集め、それらを一堂に展示いたします。基本的な道具であるコップの展示を通じて、見る人に暮らしの中のデザイン、道具とデザインについての考察を促すものです。