JAPAN DESIGN COMMITTEE

デザインギャラリー1953

第671回デザインギャラリー1953企画展「日本の手技 一反のてぬぐい」

2010年12月 9日

てぬぐいの歴史は古く、平安時代には神事の際の身装具として使われたとされ、当時の素材は麻を使用していました。布自体が貴重であったため、てぬぐいは庶民に浸透しませんでしたが、綿花の栽培が盛んになった江戸時代より広く一普及するようになりました。用途はもちろん汗を拭いたり、湯浴みに使われたりしましたが、このような実用扱い以外にも頭に巻いたり、スカーフのように使ったりとお洒落としての用途も広がっていきました。明治に入ると染料の開発が進み型紙を使用した「注染」という技法が開発され、表裏がなくデザイン性が豊かな絵柄が量産出来るようになりました。

多様な絵柄のてぬぐいには、現代人の感性を打つ美が潜んでおり、最近では、新しい現代的な絵柄の開発や包装材としての用途など、その使われ方も新しい可能性や発展性を持って、私たちに生活に不可欠なものとなりました。今回の展示では、私たちの生活の中に寄り添う "てぬぐい"を季節や伝統の絵柄を中心に約50種類の展示、そして、てぬぐいを染め抜く技術である"注染"の技法にスポットを当て、日本の手技"てぬぐい"の魅力をお伝えいたします。新年にてぬぐいはつきものですが、2011 年の新春、美しく粋なてぬぐいをご高覧いただきたいと思います。

展覧会概略

  • タイトル:第671回デザインギャラリー1953企画展「日本の手技 一反のてぬぐい」
  • 会期:2010年12月27日(月)〜2011年1月24日(月) 朝10時〜夜8時、最終日午後5時閉場
  • 会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 協力:株式会社かまわぬ、浅生ハルミン
  • 展覧会担当:小泉誠

年末年始の開催について

  • 12月31日:夜6時まで
  • 1月1日:休み
  • 1月2日:9:30から19:30まで
  • 1月3日:10:00から19:30まで
  • 1月4日以降通常営業

販売物情報

期間中、てぬぐい専門店"かまわぬ"の協力を得て、イラストレーター・浅生ハルミンさんのイラストによる開催記念てぬぐいを制作販売いたします。もちろん、会場内に展示した各種てぬぐいもご購入いただけます。

第671回デザインギャラリー1953企画展「日本の手技 一反のてぬぐい」

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